糖化とAGEは老化や様々な病気の原因に! -調理法でAGEを減らす-

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私たち人間が生命を維持していく上で、糖質の摂取は必要不可欠です。一方で、糖質をとりすぎると肥満の原因にもなる、ということは現代人の多くの方が知っています。

 

また、体内で使われなかったブドウ糖は「糖化」という反応も起こすことをご存じでしょうか。

 

今回は、「糖化」「AGE」とは何なのか、体内にAGEを増やさない調理法などについて話していきたいと思います。

 

「糖化」とは?糖化によって生まれる「AGE」が体にもたらす影響

「糖化」とは、体内で余ったブドウ糖が、タンパク質や脂質と結合し細胞を老化させる現象です。

この糖化によって、AGE(Advanced Glycation End Products)という物質が体内で作られます。これは「終末糖化産物」というもので、これが体内で増え続けるとさまざまな病気や老化の原因となってしまうのです。

 

AGEは体内のタンパク質などに異常をもたらします。例えば、皮膚のタンパク質への異常はしわ・しみを作り、血管のタンパク質への異常は動脈硬化を引き起こします。

 

イタリアのトスカーナ地方というところで、65歳以上の方を対象に行われた調査がありました。

虫眼鏡でじっと何かを見ている女性

それによりますと、「AGEが高い人ほど死亡率が高い。」という事実がわかったそうです。

体の糖化を防ぎ、体内のAGEを減らす努力をすることが、健康への近道だということは間違いないですね。

 

“調理法”によって、同じ食べ物でもAGE含有量が違ってくる

それでは、体内のAGEを減らすにはどのようにしたらいいのでしょうか。

 

AGEは糖質の過剰摂取により体内で生成されますので、当然ながら糖質をとりすぎないことが重要になります。

 

また、AGEは食品にも含まれます。食品からとったAGEのうち約6~7%が体内に長期間留まります。

「案外少ないな」と思いましたでしょうか。確かに、割合で見ると少なく感じるかもしれません。

しかし、実は同じ食べ物であっても、その食べ物の調理法によって含有量が全く違ってくるのです。

 

それではAGEが増える調理法、AGEが増えない調理法はどのようなものなのでしょうか。

 

AGEは、調理を高温ですればするほど増えます。

 

よって一番ベストな食べ方は「生」です。

「蒸す・煮る・ゆでる」、「焼く」、「揚げる」の順での量が増えることになります。

網の上で肉を焼いている

ですので、食材はできる限り「生」のまま食べ、火を通すならば、煮たりゆでたりして食べるのがベストということになりますね。

 

ちなみに、電子レンジでの調理は火を通しませんが、食べ物のの温度が上がることでAGEは増えるようです。

できれば使用回数を減らし、10分以上の加熱はやめたておきたいですね。

 

まとめ

糖質のとりすぎは、肥満・老化や諸々の病気を引き起こし、何も良いことがありません。

全くとらないことも問題ですが、控えめに摂取する努力をしましょう。

 

また、体内のAGEを減らしてより健康的な体を手に入れるために、今からでも食材の調理法にはこだわっていきたいところですね。