GoogleAdSense「コンテンツポリシー」内項目の「禁止コンテンツ」の内容をわかりやすく解釈・考察してみる

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今現在、マネタイズを考慮したサイト運営をする上で、GoogleAdSenseの活用は必須とも言えます。

 

そしてこのGoogleAdSenseには、広告主へ高いレベルでのリターンを提供するための厳格なプログラムポリシーが存在することは、AdSense広告を掲載しているサイト運営者ならばご存じかと思います。

 

GoogleAdSenseのプログラムポリシーは、大きく以下の7つに分けられています。

 

  • AdSenseプログラムポリシー
  • ウェブマスター向けの品質に関するガイドライン
  • 収益の減額に関するよくある質問
  • 広告掲載に関するポリシー
  • コンテンツポリシー
  • プロダクト固有のポリシー
  • ユーザーの特定に関するポリシーの遵守ガイド

 

ボリュームが多いものは、ここからさらに細分化されています。

 

今回は、特にボリュームが大きく注目すべき箇所である「コンテンツポリシー」の項目の一つ「禁止コンテンツ」についての解釈・考察の記事です。

 

この項目に書かれている各ジャンルの広告掲載OK・NG例を見ながら、Googleが求める掲載可能なコンテンツとはどの程度までのものなのか、

その“合格ライン”について各ジャンルごとに解釈・考察をしていきたいと思います。

 

アダルトコンテンツ

こちらについては、「コンテンツポリシー」内の項目の一つに別途「アダルトコンテンツ」が設けられており、ボリュームがありますので、下記リンクの記事をご参照ください。

 

GoogleAdSenseコンテンツポリシー内の「アダルトコンテンツ」についての解釈・考察はこちら

 

危険または中傷的なコンテンツ

パンチを喰らった男性

下記URLより箇条書きにされた全文を確認していただくとおわかりかと思いますが、脅迫、中傷、差別、攻撃、自傷、疎外などに関するコンテンツへの広告掲載を禁止しています。

 

いずれも、「人としてあるまじき行為」であるのは明らかですので、普通の人ならば「当然でしょ!」と思う禁止コンテンツです。

 

なので、NG例は載っていませんね(^^;)

 

ちなみに、特定の個人・団体への攻撃的コンテンツはもちろんのこと、上述の行為や思想を助長・推奨したりするコンテンツもNGです。

 

危険ドラッグおよび薬物に関連するコンテンツ

人体や精神状態に悪い影響を及ぼすドラッグ・物質の宣伝や使用方法等についてのコンテンツは広告掲載NGとなります。

 

このジャンルでの広告掲載がOKな例とNGな例を下記URLリンク先から引用します。

 

許可される例

“・薬物リハビリテーションを推奨するページ

・危険ドラッグの歴史(アヘン戦争など)に関する情報ページ”

 

許可されない例

“・麻薬および麻薬関連器具の販売または宣伝。注:米国連邦法で違法とされる薬物は、別の地域で合法でも許可されません。”

 

この例から見える合格ラインのポイントは、危険ドラッグに言及していたとしても、単にその歴史的事実の記述にとどまるならば許可される、という点です。

 

危険・違法ドラッグの使用を手助けしている(使用方法・入手方法の伝授など)、宣伝・推奨している(得られる精神的効果の説明など)コンテンツがGoogleにとって好ましくないものだと考えられますね。

 

アルコールに関連するコンテンツ

広告掲載OK・NG例を以下に引用します。

 

許可される例

“・バーやパブの店舗案内

・アルコール飲料会社がスポンサーになっているイベントを宣伝するページ

・アルコール関連ブランドの商品を宣伝するページ

・アルコール飲料の製造に関連する情報を提供している、またはそれに関連する商品を販売しているページ”

 

許可されない例

“・アルコール飲料をサイトから直接購入できるページ

・過度の飲酒、暴飲や飲み比べ競争を好ましい行為として描写するなど、無責任な飲酒を奨励するページ”

 

この例から考えられる広告掲載が許可されるかどうかの基準は、「飲酒行為」に直接的に関わるコンテンツかどうか、という点です。

 

ですので、アルコール飲料がサイトから購入できてしまうページはNGとなっています。

 

ただ、バーやパブの店舗案内はOKな例とされています。

 

個人的に際どいなと感じましたが、あくまで「飲料」の紹介ではなく「店」の紹介ということでOKとされるのでしょう。

 

許可されない例の後者についてですが、法律違反でなくても、好ましくない飲酒方法について言及のあるコンテンツはNGとされます。

 

「それでは“好ましい飲酒方法について”のコンテンツはどうか」という点が疑問になりますが、上述の「飲酒行為」に直接的に関わるコンテンツかどうかという観点から見るとNGかと思われます。際どいですが。

 

タバコに関連するコンテンツ

この項目については、単純に喫煙を助長・推奨していないコンテンツが広告掲載を許可される基準となっているようです。

 

ちなみに私はタバコを吸いませんので、無縁のコンテンツでしょうね(笑)

 

ギャンブルとゲームに関連するコンテンツ

広告掲載が許可されない例としては、オンラインの「カジノ」「宝くじ」「スクラッチ」等の宣伝・販売です。

 

一般的な賭けやギャンブルに関連するコンテンツは広く掲載不可となっています。

 

「インターネットをベースにしたゲームを宣伝するコンテンツ」も広告掲載はできません。

 

ギャンブルはわかりますが、ネットゲームもNGなんですね…。

 

間違えて広告を掲載してしまいそうなジャンルなので、注意が必要ですね。

 

ヘルスケアに関連するコンテンツ

こちらもOK・NG例を各々下記に引用します。

 

許可される例

“・市販薬を販売するページ

・処方薬と未承認の医薬品やサプリメント(エフェドラなど)に関する情報ページ”

 

許可されない例

“・処方薬の販売(アフィリエイトプログラム経由の場合を含む)

・オンラインのドラッグストアや薬局へユーザーを誘導することが主な目的のページ

・エフェドラやその代替薬品(エフェドリンなど)を販売するページ

禁止されている医薬品とサプリメントのリストにあるすべての商品(このリストは、禁止対象商品をすべて網羅しているわけではありません)”

 

ヘルスケアというと「健康管理」に関してのコンテンツがダメなの?と思われがちですが、例を見る限り、気を付けるべきジャンルは薬品やサプリメントに関してのみですね。

ケースに入っている薬

それ以外の健康管理ジャンルに関してのコンテンツは広告掲載が許されるようです。

 

さて、気をつける特定ジャンルですが、まず「販売」に関与するコンテンツは「市販薬」のみ許可されます。

 

「処方薬」と「未承認の医薬品・サプリメント」は「販売」に関与するコンテンツの場合は許可されません。

 

が、単に情報のみのコンテンツであれば広告掲載はOKということになっています。

 

オンラインのドラッグストア・薬局への誘導コンテンツもNGとのことですので、医薬品の販売に関してはかなり許可が限定されていると言えます。

 

薬品・サプリメントの販売に関与するコンテンツは、不安な場合は広告掲載を控えた方が良さそうです。

 

ハッキング、クラッキングに関連するコンテンツ

サーバー、サイトの改ざんや不正アクセス等、違法性のある行為を推奨・援助するコンテンツは当然NGですね。

 

私はそういうのはさっぱりわかりませんので、この点の違反は心配なしです(笑)

 

適法であるスマートフォンのロック解除やコンテンツのダウンロードに関するコンテンツは広告掲載OKとなります。

 

この項目は、違法性が有るか無いかが、そのまま広告掲載が許可されるかどうかのラインになるようです。

 

報酬プログラムを提供するページ

AdSense広告の表示回数が多くなったり、広告のクリック数が意図的に増えるような報酬提供コンテンツは許されません。

 

例えば、AdSense広告が貼ってあるページへのリンクに対して「このページを見てくれた人に10円お支払いします」などという内容が書かれていたらアウト。

 

AdSense広告が貼ってあるページは、SNSや検索エンジンからユーザーが発見して、“自然に”閲覧してもらう必要があります。

 

報酬などの見返りがなくてもアクセスが集まる質の高いコンテンツにGoogleは広告を提供したいことがうかがえます。

 

また、「この広告をクリックしたら10円プレゼント」などど、AdSense広告へのクリックに対する報酬提供を行うコンテンツは言うまでもないですね。

 

とにかく、自然に広告掲載ページを見てもらい、自然に広告クリックをしてもらうコンテンツ構造になっていなければ、NGとなります。

 

不適切な表示に関連するコンテンツ

広告掲載が許可されない例を以下に引用します。

 

“・虚偽表示や不明瞭な表現を使って、ユーザーにコンテンツの利用を働きかけるページ

・ユーザーの情報を「フィッシング」するページ

・虚偽、不正、または誇大な主張(「一攫千金」の情報など)によってコンテンツや商品、サービスを宣伝するページ

・Googleサービスを偽装しているサイト

・別の個人や組織、商品、サービスとの提携関係がある、または別の個人や組織からの承認を得ているかのように示唆する虚偽表示のあるページ”

 

事実に反したオーバーな表現でユーザーを魅了してアクセスを集めたり、都合の悪い点を不明瞭にし(隠し)たりしてコンテンツ利用を増やす方法をとれば、ポリシー違反となるという事です。

 

簡単に言えば、コンテンツについてユーザーをだますな!という事ですね。

パソコンを虫眼鏡で観察する女性

商品を紹介するコンテンツなどでは、ユーザーの興味を惹くために注目を集めるような表現をするよう工夫すべきではあります。

 

ただ、その表現が嘘になっていないか、事実に反するオーバーな表現になってしまっていないか、などについては十分注意しましょう。

 

衝撃的なコンテンツ

コンテンツを見てくださるユーザーへの配慮として、常識的に考えてショックを受ける可能性のあるコンテンツには広告掲載はNGです。

 

具体的には、戦争、暴力的行為、血液、体液、性的描写、交通事故、災害の描写など様々なものが考えられます。

 

「これを見て、不快に思ったり、ショック受けたりする人はいないだろうか」という事を常に意識しながら、コンテンツを作っていきたいところです。

 

武器および兵器に関連するコンテンツ

こちらについては、ちゃんと把握していないと間違って違反してしまう可能性がある項目だと感じましたので、以下にOK・NG例を引用し、詳しく考察していきます。

 

許可される例

“・主にスポーツ狩猟を扱うページ

・骨董銃、無可動のレプリカ銃、緊急照明弾、ペイント銃、スコープ、ホルスターなどを販売するページ

・エアソフトを販売する米国以外のページ

・ランディングページに適切な免責条項を記載して、エアソフト銃を販売する米国のページ

・アーチェリーやボウハンティングに関するコンテンツを含むページ

・収集用ナイフ、短剣、刀、刃物類、包丁、関連スポーツ用品を販売するページ”

 

許可されない例

“・銃器の販売ページにユーザーを誘導するページ

・ランディングページに適切な免責条項を記載せずに、エアソフト銃を販売する米国のページ

・暴力を用途とするナイフや武器および兵器を販売するページ

・爆弾などの爆発物の作り方を紹介するページや、他人に危害を加えたり殺害したりする方法を紹介するページ

・花火や発火装置を販売するページ”

 

武器・兵器に関連する商品を販売・販売の促進や推奨をするページは広告掲載NGとなります。

 

注目すべき点は、「武器・兵器」の範囲です。

 

この項目に書かれている事柄を見る限り、広告掲載が許可されない販売対象物と見なされる「武器・兵器」は広範囲で、かつ意外な物も含まれます。

 

その基準について、以下3つに分けて考察したいと思います。

 

① 銃系の武器の販売についてのOK・NG基準は「可動式のものかどうか」

ピストルや銃の部品、弾薬などは普通に考えれば明らかに違反とわかりますが、BBガン、エアーガン、スポーツ銃、スタンガンなどの販売関連コンテンツもNGとなります(項目についての冒頭説明より)。

 

ホビーや玩具として扱われるものもNGとなりうるのです。

 

ただし、レプリカ銃の販売ページはOKとされています。

 

例を見る限り、ホビー・模型銃ジャンルの販売ページでOKになるかどうかの基準は「その銃が可動式のものかどうか」という点です。

 

NGとされているBBガンやエアーガンは、本物ではないにしても実際に弾が発射され、使い方を間違えれば怪我や事故の原因となります。

 

一方、無可動のレプリカ銃や骨董銃がOKとされていますが、骨董銃は年式が古く美術的な価値があるようなものであればOKということだと考えられます。

 

現代銃に改造されて武器的要素が強い骨董銃などについてのページは広告掲載はNGとなるでしょう。

 

② 刃物系の販売ページが広告掲載OKになるラインは「用途」

銃については「可動性」が主な基準となりますが、刃物系については、それが人を傷つける機能を有するかどうかが基準とはならないようです。

包丁などの刃物の販売ページがOKとされている例をご覧になるとおわかりかと思います。

 

この刃物系の販売ページが広告掲載OKかどうかの基準は「用途」です。

 

用途が暴力などの攻撃用としての刃物でなければ、それを販売するページは広告掲載が許されるという点について、銃系の販売より基準がゆるめな印象を受けますね。

 

③ 発火・爆発の主体・起点になりうる物もNGとなる

はじめてポリシーを見たとき驚いたのですが、「花火」の販売ページが広告掲載NGとなるんですね。

花火

この点について参考になるワードは「花火などの爆発物」と「発火装置」。これの販売ページがNGとされています。

 

花火は、ご存じの通り火をつけると火薬が発火します。

 

このように火をつけることで発火・爆発するようなもの(発火主体となるもの)の販売はNGと考えた方が無難でしょう。

 

ただ、紙など大体の物は火をつけると燃えますよね(^^;)

 

火薬は爆弾などの武器にも使用される物質ということもあり、花火がNGとなってしまうのだと考えられます。

 

花火がダメとなると、スプレー系、アルコール消毒液なども怪しいようにも思いますが…。

 

グレーだと考えられる物については避けた方が良いかもしれませんね。

 

また、「発火主体」だけではなく、「発火装置」もNGとなります。

 

この項目には挙っていませんが、考えられる身近なものは、「ライター」です。

 

チャッカマンなどの販売ページも広告掲載NGとなる可能性が高いので、控えた方が良いと考えられます。

 

不正行為を助長するコンテンツ/違法なコンテンツ

法律違反となるような不正・違反行為を助長・推奨するコンテンツは当然NGです。

 

誠実で公正なコンテンツ作りを継続していきたいところですね。

 

まとめ

コンテンツポリシーを全て熟読して思った事は、「人を害する可能性のあるもの」に対して広告掲載を許可していない、という点です。

 

GoogleAdSenseは、広告配信システムの中で最も巨大なサービスと言っても過言ではありません。

 

ユーザーがより質の高い情報を得るため、広告主がより利益性の高い広告配信ができるようにするために、GoogleAdSenseの厳格なポリシーが存在すると私は考えています。

 

このポリシーをしっかりと把握し、良質なコンテンツを提供しつづけることで、ユーザーも、広告主も、サイト運営者も、Googleも、皆が恩恵を受ける事ができると言えるのです。

 

 

「GoogleAdSenseコンテンツポリシー」のURL↓

https://support.google.com/adsense/answer/1348688?hl=ja&ref_topic=1271507&visit_id=1-636652388216964843-2300558998&rd=1