インフルエンザに子供がかかった際の対処法・検査の時期・タミフル服用法まとめ

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例年冬になると必ずといっていいほど、「インフルエンザ」について話題になります。あまりポジティブな話題ではないですが、小さなお子様がいらっしゃるご家庭ではこの話題は避けて通れないですよね…。

 

そこで今回は子供(幼稚園、保育園、小学校)がインフルエンザにかかってしまったときの対処法や診察(検査)を受けるタイミング、タミフルを飲むときの工夫などについてお話ししたいと思います。

 

インフルエンザの症状

インフルエンザウイルスに感染した場合、すぐに発熱などの症状が出るわけではありません。感染してから約1~3日ほどはウイルスが体内にひそんでいますが、自覚症状は現われない期間(『潜伏期間』といいます)が続きます。

体温計で熱を計って寝込む女性

潜伏期間経過後、寒気、全身倦怠感、筋肉痛、発熱(38~40℃の高熱)などの症状を発症します。せきやのどの痛み、鼻水などの呼吸器系の症状や、嘔吐、下痢などの消化器系の症状が見られることもあります。

 

インフルエンザが疑われる場合の受診(検査)のタイミングは?

上述したインフルエンザと疑われる症状が出てから、半日(12時間)以降に医療機関を受診し、検査をおこなうことが推奨されています。症状が出てからすぐに検査をおこないますと、体内のウイルスがそこまで増殖しておらず、検査薬が反応しないことがあるからです。

 

2019年時点で私の子が診察を受けた病院での検査のしかたは、鼻の中に長い綿棒のようなものを奥まで差し込む方法によるものです。10秒くらい鼻の中の刺激をがまんしなければいけません。短時間とはいえ、子供にとってはちょっとつらい検査ですね…

 

ちなみに処方される薬(タミフルなど)は発症から48時間(2日)以内に1回目を使用しなければ効果が出なくなってしまいます。ですので、受診(検査)のタイミングとしては、「症状が出てから12~40時間くらいの間」がベストで、48時間経過する前に最初の薬の服用をすることが適切ということになります。

 

 

受診後の生活での対処

飲食について

食事については、できる限りとったほうがいいのですが、高熱が出ているとどうしても食欲不振になりがちです。

食べやすく、好みのもの、消化のいいものを与えてください。

水を飲む男性

高熱が出ていますと、排尿や汗で熱を体外に多く放出するために水分が必要になります。こまめに十分な水分を補給するようにしてください。

 

解熱剤の使用について

高熱が出ているということは、体がウイルスと闘っている証拠です。それを解熱剤でむやみに下げてしまうと、ウイルスが死滅せず症状が長引く場合があります。解熱剤を使う目的は、病気の治癒ではなく、発熱による不快な症状を緩和し、水分補給や睡眠をスムーズにできるようにすることです。

 

解熱剤を使うタイミングとしては、熱が38.5℃以上あり、かつぐったりしていて水分補給や睡眠が容易にできないときがいいでしょう。

 

また、子供のインフルエンザに使う解熱剤の種類は限られています。アセトアミノフェンという成分が安全です。商品名は、坐薬ではアルピニーやアンヒバなど、経口薬ではカロナールやコカールなどがあります。極力病院から処方された薬を服用するようにしましょう。

 

異常行動に要注意!(特に発熱から2日間)

インフルエンザにかかりますと、飛び降りや外に走り出したりするなどの異常行動を起こすおそれがあります。異常行動は、特に就学以降の未成年者の男子で、発熱から2日間以内に多くみられる傾向がありますが、無論これに該当しないお子様でも注意が必要です。

 

この異常行動について、抗インフルエンザウイルス薬の使用が原因だという証明はされていません。ですので、薬の服用の有無にかかわらず、発熱から少なくとも2日間は、就寝中を含めお子様を絶対に一人にしないようにしてください。

 

また、玄関や部屋の外窓を施錠したり、1階の部屋で寝かせるなど、異常行動による事故の防止に努めてください。

 

その他の日常生活

高熱が出ているときは薄着にして、子供が快適な室温に調整しましょう。熱がなく食欲があり元気であれば入浴はOKです。

カレンダー

また、インフルエンザの症状が改善したとしても、体内にウイルスが残っていて周囲の人に感染させてしまう可能性があります。ですので、学校保健安全法という法律で、学校や幼稚園の出席停止期間が設けられています。インフルエンザの症状が出た日の翌日から数えて5日を経過し、かつ解熱した日の翌日から数えて2日(小学校未満の幼稚園児等は3日)を経過するまでが出席停止となります。

 

※例えば、小学生のA君が1月1日に発熱などのインフルエンザの症状が出て、1月5日に解熱したとします。

この場合、発症の翌日から数えて5日経過した1月6日までが出席停止ではありません。1月5日に解熱したので、その翌日から2日間(1月7日まで)が出席停止ということになります。よって1月8日から元気に登校できるということになりますね。

 

タミフル(ドライシロップ)の服用について

ドライシロップを飲みやすくする方法

タミフルのドライシロップを処方された場合、お子様によっては粉末を飲むのを嫌がってしまう場合があります。

オレンジジュース

その場合は、チョコアイス、イチゴ味ヨーグルト、ココア、オレンジジュースなどとの組み合わせで飲みやすくなりますので、試してみましょう。

 

逆に、バニラアイス、乳酸菌飲料(ヤクルトなど)、リンゴジュースなどとの組み合わせですと飲みにくくなってしまいますので注意が必要です。

 

服用の際の注意点

基本的には医師や薬剤師から服用の際の指導があるかと思いますので、ここでは私の子と同じ、幼稚園年少の子がタミフルドライシロップを処方された場合についてお話しします。

 

服用は1日2回(朝夕)で5日間分全てを飲みきってください。

 

飲み忘れた場合は、気がついた時点ですみやかに飲みましょう。また、飲み忘れの分を飲んでから次の服用まで時間がそんなに空かない場合は、次の分の薬を抜きます。抜いてしまったからといって2回分を一度に服用しないでください。

 

まとめ

毎年寒い時期が来るとインフルエンザが流行します。特に幼児やご高齢の方ですと命に関わることもあります。

 

そのような方が周りにいる場合は、しっかりと予防接種を受けたり、うがい・手洗いを行って予防したいところです。

 

インフルエンザになってしまったとしても、あわてずに対処していきましょう。